【無料オンラインセミナー】「電子線照射技術の応用事例」開催のお知らせ

セミナー

2021年06月03日

株式会社NHVコーポレーション(本社:京都市右京区、社長:重田悦雄)は、2021年6月22日(火)に「講演:電子線照射技術の応用事例」をオンラインにて開催いたします。
電子線加工は、高速電子(電子線)のエネルギーを利用する改質方法です。素材に化学反応を引き起こし、高分子材料の耐熱性向上、塗料や樹脂の硬化、親水性機能付加、殺菌・滅菌など様々な用途で利用されています。                         本講演では、京都工芸繊維大学 奥林教授より電子線架橋や電子線グラフト重合技術を用いた研究から製品化までを解説いただきます。
今後も定期的に電子線加工の様々なテーマを取り上げた無料オンラインセミナーの開催を予定しています。              詳細については、別途お知らせを掲載いたします。


電子線照射技術の応用事例開催概要

概要

私たちの目に見えないところで、電子線(EB *¹)は省エネルギーの材料改質方法として、SDGs*²に貢献しています。
例えば、食品包装材や植物由来プラスチック材料の特性を向上させたり、印刷・インキ・塗膜(コーティング)のVOC*³排出を削減できたりします。また、衣類に消臭や抗菌といった新機能を追加することも可能です。
株式会社NHVコーポレーションでは、約40年の電子線照射サービスの実績がございます。
本セミナーでは、弊社顧問の京都工芸繊維大学 繊維学系 奥林 里子教授より、電子線架橋や電子線グラフト重合技術を用いた研究から製品化までを解説いただきます。

※1 EB:Electron Beam
※2 SDGs:Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)
※3 VOC:Volatile Organic Compounds(揮発性有機化合物)

こんな方におすすめです!電子線照射

  • 電子線による材料への機能付加について知りたい。
  • 電子線効果の1つであるグラフト重合に関する研究事例を知りたい。
  • 電子線効果の1つである架橋に関する研究事例を知りたい。
  • 電子線グラフト重合加工の影響因子について知りたい。

実施概要

日時
2021年6月22日(火)10:30~11:45(講演70分)(接続開始 10:15~)

参加費、会場
無料、Zoomウェビナーを使用したオンライン開催(事前登録制。セミナー前日の6月21日までにご登録願います。)

対象
電子線加工について知りたいお客様、電子線照射を検討しているお客様、電子線照射装置(EPS)導入検討中のお客様

その他
本セミナーは3月2日に有料にて開催した電子線応用技術セミナー講演2のアーカイブ配信になります。               尚、今回はライブでの講師による質疑応答はございません。

登壇者
奥林 里子
京都工芸繊維大学 繊維学系
教授
株式会社NHVコーポレーション                                               技術顧問
 福井大学大学院にて博士号を取得され、以降熊本大学、ドレスデン工科大学、インスブルック大学などを歴任。
 2007年京都工芸繊維大学にて准教授、2017年教授ご就任。
 2008年NHVコーポレーション技術顧問ご就任。                                              
 ご専門は繊維の加工処理。2013年日本繊維学会で学会賞をご受賞。

お申込み期間(セミナー前日の6/21(月)まで)を終了いたしました。
 (競合他社様につきましては、聴講をお断りさせていただくことがございますので、予めご了承願います。)

 


[本件に関するお問い合わせ]
株式会社NHVコーポレーション EB加工部 セミナー事務局
TEL:075-864-8815
こちらのフォームよりお問い合わせください。