医療機器

医薬品容器

飲料容器

電子線を照射することで微生物を殺滅することが出来、
医療器具や医薬品、食品包装、化粧品容器滅菌や様々な製品に利用されています。
電子線照射は処理能力が高く、かつ有害な残留物が発生しない殺菌・滅菌方法であり
他の方法と比較して様々なメリットがあります。

電子線殺菌・滅菌の原理

直接作用

DNAの2重らせん構造に
直接ダメージを与える。

間接作用

物質を酸化還元し、
細胞にダメージを与える。

電子線を照射することで2つの作用でDNAにダメージを与えます。
1つはDNAの2重らせん構造に直接作用してダメージを与える直接作用で、もうひとつは細胞の中の水分子が電子線で分解されてラジカルが発生し、そのラジカルによって間接的にダメージを与える間接作用です。

各滅菌方法との比較

電子線 ガンマ線 エチレン
オキサイドガス
高圧蒸気
透過性 有り 有り ガスが透過する必要 蒸気が透過する必要
処理温度 常温 常温 38~60℃ 120℃
滅菌確認方法 線量確認 線量確認 パラメータ確認
またはBI試験
パラメータ確認
またはBI試験
処理時間 数秒 数時間 10時間 数時間
後処理 不要 不要 ガス抜き 乾燥
残留物 無し 無し ガス残留の可能性 無し

電子線殺菌・滅菌のメリット

常温処理であり、熱に弱い製品も滅菌処理可能
瞬時に滅菌処理可能
有害残留物がなく安全
取扱いが簡単で前処理、後処理が不要